1865年の創立以来、アメリカ最古の老舗ハットメーカーとして、全工程をハンドメイドで仕上げる上質な帽子を作り続けてきた STETSON(ステットソン)。
探検家やカウボーイ、ハリウッドスター、さらにはアメリカ大統領にまで愛されてきたその帽子は、長い歴史の中でファッションとカルチャーを形づくってきた存在だ。
そんなステットソンが2025年、創立160周年を迎えるにあたり、ブランド初となる図録や記念モデルのハット、限定グッズを発売する。
ステットソン初の図録『ステットソン:アメリカン・アイコン』

ブランド初の図録『ステットソン:アメリカン・アイコン』(リッツォーリ刊、2025年)は、アメリカを代表する伝説的ブランドであるステットソンの軌跡をまとめた決定版。カウボーイ、アーティスト、映画スター、ポップスター、ジャズミュージシャン、カントリーシンガーたちの帽子のスタイルとカルチャーの交差点を、全320ページにわたって収録。
160年にわたる歴史、革新、職人技、そして文化的背景を凝縮した一冊に仕上がっている。
「歌の中のステットソン」や「スクリーン上のステットソン」といったセクションでは、ジーン・オートリー、ロレッタ・リン、ボブ・ディラン、ウィリー・ネルソン、ビヨンセら、多様なミュージシャンがステットソンを纏う姿が収められている。
さらにロバート・レッドフォード、クリント・イーストウッド、ジェーン・フォンダ、ジョン・トラボルタ、マーゴット・ロビー(『バービー』)、ライアン・ゴズリングといった映画スターたちが見せる、ステットソンの粋な被り方も見どころだ。
別章では、ブランドの歴史をたどりながら、アメリカの文化と時代を象徴する瞬間を切り取ったアーカイブ画像や広告を多数掲載。ステットソンがいかにアメリカ文化の象徴的ブランドとして存在してきたかを、多角的に浮かび上がらせている。
著者のひとりである『ヴォーグ』編集者兼アーカイブ担当のレアード・ボレリ=パーソンは、本書で機能美としてのカウボーイハットの神話的魅力を探求。また『エスクァイア』『タウン&カントリー』『メンズヴォーグ』の元編集長であり、長年のステットソン愛用者でもあるジェイ・フィールデンが、伝説のステットソン工場を訪ねた記録も収録されている。
『ステットソン:アメリカン・アイコン』(リッツォーリ刊、2025年)は、全国の書店および一部のSTETSON取扱店舗にて発売中だ。





